第2回全日本高校生デザイングランプリ 仮面[音]PERSONA

かめん 仮面[音]PERSONA イメージビジュアル

応募要項

テーマ「音」

制作条件
テーマの言葉から発想するイメージ・世界観を仮面(マスク)に表現してください。
作品から音が出る必要はありません。
実際に人がつけられるもの。(構造、素材、サイズなどは自由)
生ものなど、時間経過による劣化、腐敗、変化がないもの。
応募方法
  • [一次審査(エントリーシートでの写真審査)]

    当サイトエントリーページより、締め切り日(11/30)までにエントリーシート(写真貼付)のみ郵送してください。必要事項を書き込み、作品を2枚撮影してエントリーシートに貼り込んでください。一次審査で作品数約50点に絞られます。12月上旬にメールで一次審査結果が応募者全員に送られます。

  • [二次審査(実物審査)]

    一次審査通過者だけが二次審査に進めます。
    スーパー等で無料配布している段ボール箱などに作品を入れ、宅配便または郵送で送付。
    ダンボールのサイズは100サイズまで。(タテ、ヨコ、奥行きの合計が100cmまで)
    一次審査通過者のメールに添付された出品票に必要事項を記入して作品に添付。
    送料は応募者負担。
    作品送付の締め切り:1月10日(水)必着(年末年始の送付は避けてください)
    2月上旬にメールで最終審査結果が送られます。
    作品は主催者の送料負担で返却します。

応募資格
高校生ならだれでも応募できます。
応募点数
1人何点でも応募できます。
出展料
無料
受賞項目
  • グランプリ(1点)賞金20万円
  • 準グランプリ(2点)賞金10万円
受賞式
  • 日時

    2月24日(土)午後5時予定

  • 場所

    桑沢デザイン研究所P1特設会場(東京、渋谷)
    平成29年度卒業生作品展ファッションショー会場にて行います。

審査員
  • 浅葉克己 委員長(アートディレクター)など計5名。
お問い合わせ
  • 専門学校 桑沢デザイン研究所 高校生デザイングランプリ事務局
  • 〒150-0041 東京都渋谷区神南1-4-17
  • Tel: 03-3463-2431 / Fax: 03-3463-2435
  • E-mail: hs-kamen@kds.ac.jp

挨拶

祭りに仮面はつきものだ。

祭りの最後にはフンドシ姿の男どもが勇猛な姿で登場する。一番重要な場面。工夫がほどこされ、何年も使い込まれた伝統美が、見る人たちを感動の渦に引き込んでいく。

2017年9月3日「さいはての芸術祭、美術の最先端」と題された奥能登国際芸術祭2017が、石川県珠洲市金城で、10月22日まで50日間のスタートを切った。さいはてという言葉は心に響く。11ヵ国39組のアーティストが挑戦した。

北川フラムさん(総合ディレクター)が奥能登珠洲市を最初に訪問してから4年の年月が流れた、とオープニングの前夜祭で泉谷満寿裕市長が熱く語った。

北川フラムさんは新潟の大地の芸術祭、瀬戸内芸術祭を成功させ、3番目の大イベントだ。僕は大地の芸術祭では、オランダの建築家ジョン・クルメリングと組んで松之山温泉の大看板を作った。今回は珠洲市のロゴマーク「スズ」を制作した。北川フラムさんは「さいはて」こそ今を生き抜くバネになると深い言葉を発信し続けている。9月2日の前夜祭は、40年間使われていないフェリーの船着き場を「さいはてのきゃばれー」として、ジャズバンドも入り、懐かしい気持ちいい雰囲気の中でスタートした。外には高さ16Mの巨大な「キリコ能登國」と大書されたのぼり旗の江戸文字が風になびく。夏の終わりの海風、キリコの上では若者が太鼓を打ち鳴らす。前夜祭も終わりにさしかかった。鬼の仮面を着けた男たちが5人登場した。緊張感が高まる。2人が太鼓をたたき、3人が腰を低くして手を広げ、周囲を警戒する。流れるように交代して太鼓を打ち鳴らす。仮面をよく見ようとするが動きが素早い。

人間の顔には重要な穴が7つ開いている。仮面は大体この七つの穴の表現によって決まる。中国の思想家「荘子」は7つの穴について不思議な物語を残してくれた。

渾沌(こんとん)の死 「南海の帝を儵(しゅく)といい、北海の帝を忽(こつ)といい、中央の帝を渾沌という。儵と忽はたびたび渾沌の領地で会合したが、そのつど手厚いもてなしを受けた。渾沌の厚意を感じたふたりは、何かお礼をしようと相談した。「どうだろう、人間にはみな目耳口鼻など合わせて七つの穴があり、それで見たり、聞いたり、食ったり、息をしたりするが、渾沌にはそれがない、ひとつ、顔に穴をあけてさしあげては」話が決まると、ふたりは一日にひとつずつ穴をあけていった。そして七日目、渾沌は死んだ。」さあこの話を読んで太鼓の音に合わせて仮面を作ってみようではないか。

審査委員長 浅葉克己。